【1】 |
付表2−(2)
の作成
計算順序は、次の通りです。
●
課税売上割合
●
課税仕入等の税額(控除する仮払消費税額)
●
控除額
|
税率3%適用分 |
税率4%適用分
|
税率6.3%適用分
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合 計
|
|
|
課税売上額(税抜き) |
@ |
返還(返品・値引き・割戻し)差引後の税抜き額です |
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免税売上額 |
A |
記載しません |
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非課税資産の輸出等の金額、海外支店等へ移送した資産の価額 |
B |
|
課税資産の譲渡等の対価の額 |
C
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申告書のNへ
|
|
課税資産の譲渡等の対価の額(Cの額) |
D |
|
非課税売上額 |
E |
|
資産の譲渡等の対価の額 |
F |
申告書のOへ
|
課税売上割合(C÷F) |
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〔 %〕端数切捨て
|
|
課税仕入れに係る支払対価の額(税込み) |
G |
返還(返品・値引き・割戻し)差引後の税込み額です |
|
課税仕入れに係る消費税額 |
H |
(G×3÷103) |
(G×4÷105)
|
(G×6.3÷108)
|
税抜経理で積上方式により経理処理している場合は「仮払消費税」の合計額とすることができる |
課税貨物に係る消費税額 |
I |
|
|
|
(*) |
J |
|
|
|
課税仕入れ等の税額の合計額 |
K |
H〜Jの計 |
|
課税売上高が5億円以下かつ課税売上割合が95%以上の場合 |
L |
Kの金額と同額です |
|
課税売上高が5億円超又は課税売上割高が95%未満の場合
|
個
別
対
応 |
Kのうち課税売上にのみ要するもの |
M |
課税品の仕入高、課税売上に関連する経費(主に販売費)など |
Kのうち課税売上と非課税売上に共通して要するもの |
N |
経費(主に一般管理費)、固定資産の取得費等
|
個別対応方式により控除する課税仕入等の税額 |
O |
M+(N×C÷F) |
一括比例配分方式により控除する課税仕入等の税額 |
P |
K×C÷F
|
|
(*)
|
Q |
|
|
|
|
(*)
|
R |
|
|
|
|
差
引
|
控除対象仕入税額 |
S |
課税売上割合が95%以上の場合はLの金額、95%未満の場合はO又はPの金額 |
|
控除過大調整税額 (*) |
|
|
|
|
|
貸倒回収に係る消費税額 |
|
|
|
|
|
課税売上高が5億円超の場合は、課税仕入れ等の税額の全額を控除することはできませんので、M〜Pの記載が必要です。
課税売上割合が95%未満の場合について詳しくは ⇒ 消費税小論集
(*)⇒
控除税額の調整 消費税小論集
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【2】 |
付表1の作成
区 分 |
税率3%適用分 |
税率4%適用分 |
税率6.3%適用分 |
合 計 |
課税標準額 |
@ |
税抜き額で、千円未満は切捨て |
申告書の@へ |
消費税額 |
A |
@×0.03 |
@×0.04 |
@×0.063 |
申告書のAへ |
積上方式により経理処理している場合は「仮受消費税」の合計額とすることができます |
控除過大調整税額 |
B |
付表2-(2)の該当金額を転記します |
申告書のBへ |
控
除
税
額
|
控除対象仕入税額 |
C |
申告書のCへ |
返還等対価に係る税額 |
D |
|
|
|
申告書のDへ |
貸倒れに係る税額 |
E |
|
|
|
申告書のEへ |
控除税額小計
(C+D+E) |
F |
|
|
|
申告書のFへ |
控除不足還付税額
(F-A-B) |
G |
A+B
< F の場合 |
|
差
引 税 額 (A+B-F) |
H |
A+B
> F の場合 |
|
合計差引税額 (H-G) |
I |
|
|
|
申告書のH又はGへ |
地の
方課
消税
費標
税準
|
控除不足還付税額 |
J |
Gの金額を転記 |
Gの金額を転記 |
|
差引税額 |
K |
Hの金額を転記 |
Hの金額を転記 |
|
合計差引地方消費税の課税標準となる消費税額 (K-J) |
L |
|
|
申告書のQ又はPへ |
譲割
渡額
|
還付額 |
M |
J×0.25 |
J×17÷63 |
|
納税額 |
N |
K×0.25 |
K×17÷63 |
|
合計差引譲渡割額 (N-M) |
O |
|
|
申告書のS又はRへ |
I、L、O
の計算では、結果がプラスの場合とマイナスの場合があり、マイナスの場合は還付請求になります。
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【3】
|
付表1と付表2-(2)の結果を転記し確定税額を算定する
課税標準額 |
@ |
付表1で計算済みになっているので、そのまま転記
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消費税額 |
A |
控除過大調整税額 |
B |
控
除
税
額 |
控除対象仕入税額
|
C |
返還等対価に係る税額
|
D |
貸倒れに係る税額
|
E |
控除税額小計
|
F |
控除不足還付税額 |
G |
付表1のIがマイナスの場合の金額
|
差引税額 |
H |
付表1のIがプラスの場合の金額
|
中間納付税額 |
I |
当期分の中間納付額を記載します |
納付税額 |
J |
H−I>0
の場合の金額 |
中間納付還付税額 |
K |
H−I<0
の場合は還付請求します |
修正申告
の場合
|
|
L |
|
|
M |
|
課税売
上割合
|
課税資産の譲渡等の対価の額
|
N |
付表2-(2)のCの金額を転記 |
資産の譲渡等の対価の額
|
O |
付表2-(2)のFの金額を転記 |
中間納付額>年税額となる場合は、「還付を受けようとする金融機関等」の欄を記載して還付請求します。
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【4】 |
地方消費税
付表1の結果を転記し確定税額を算定する
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控除不足還付税額 |
P |
付表1のLがマイナスの場合の金額 |
差引税額 |
Q |
付表1のLがプラスの場合の金額 |
譲割
渡額 |
還 付 額 |
R |
付表1のOがマイナスの場合の金額 |
納 税 額 |
S |
付表1のOがプラスの場合の金額 |
中間納付譲渡割額 |
(21) |
|
納付譲渡割額 |
|
S−(21)>0の場合 |
中間納付還付譲渡割額 |
|
S−(21)<0の場合は還付請求します |
修申
正告 |
|
|
|
合 計 額 |
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消費税及び地方消費税の合計額(還付請求額の場合は−を付して記載) |
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【5】 |
その他の記入欄
●課税標準額に対する消費税額の計算の特例の適用 (旧表記=規則22条1項の適用) |
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消費税の処理を税抜経理で行っており、かつ代金の請求(領収)・支払(請求書の受領)の都度消費税を別途計上している場合が該当します。 |
●基準期間の課税売上高 |
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基準年度は前前事業年度です。
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申告書の用紙などは 国税庁の該当ページ からダウンロードしてください |